デリケートゾーンの保湿が重要な理由

デリケートゾーンは皮膚が薄く繊細で、乾燥や摩擦、刺激に弱い部分です。お顔はスキンケアをするのに、デリケートゾーンはそのままで過ごしていませんか?実はデリケートゾーンの保湿って結構重要で、ちゃんと意味があるんです。

画像:pexels

摩擦による黒ずみを防ぐため

摩擦などの刺激が加わると肌を守ろうとするメラニン色素が生成され黒ずみの原因に。乾燥している状態は、刺激を受けやすい状態ともいえるため保湿が重要です。

乾燥によるにおいを予防するため

また、デリケートゾーンには粘膜部分があり通常は保湿されていますが、加齢など女性ホルモンの低下やストレスで交感神経が優位になっていると粘膜が乾燥しやすくなります。

ボディよりもより弱酸性の環境であり、デリケートゾーン本来の自浄作用が働くための常在菌のバランスを保つ上でも、保湿して弱酸性を保つことが大切です。

デリケートゾーン用オイルとは

デリケートゾーン用オイルの特徴は、成分がやさしくて全身ケアできちゃう万能保湿アイテムということ。肌への刺激となるアルコールなどが含まれないので敏感肌の方にも優しいのが嬉しいところです。
お風呂上がりにスキンケアするのと同様に、デリケートゾーンも保湿すると◎

デリケートゾーン用オイルの使い方

今回はこちらを試してみました。

アイムラフロリア バランシングボディオイル

こちらを適量手に取り、手のひらで温めます。そしてデリケートゾーンに優しく馴染ませます。

マッサージしたい場合は、オイルを馴染ませたあと指で優しく会陰部分(膣口と肛門の間の)を指2本ほどでクルクルとなぞってみてください。

乾燥が気になる時は、コットンに染み込ませてナプキンやおりものシートの上に乗せてパックするのも効果的です。

マッサージ中に、爪で傷つけないように注意しましょう。また膣内用ではないのでオイルが入らないように気をつけてください。

デリケートゾーン用オイルを実際に使ってみた感想

実際に手に取ってみると軽くてみずみずしいテクスチャーのオイルで、手のひらに出すだけでどんどん肌に馴染んで広がっているのがわかりました。
イランイラン・ゼラニウムのアロマのような心地よい香りで、さらりと肌に馴染むので夏場の使用にも適しています!

保湿してみると、肌がふんわりとした触り心地に♪お風呂上がりに乾燥してかゆみが出ることも無くなりました。

デリケートゾーン用オイルのメリット・デメリット

効果・メリット

・オイルは肌馴染みが良く、デリケートゾーンに馴染ませる際に扱いやすい
・乾燥による痒みが抑えられ、快適
・保湿効果&オイルの香りでデリケートゾーンの香りも良い
使い続けたら色も変わるかも??

デメリット・注意点

・デリケートゾーンに使用できるものは成分にこだわっているものが多く、少量でも高価
クリームの方が膜を張って保湿効果が続く、コスパが良い傾向あり
・香りに好き嫌いがあるため購入前に要チェック

まとめ

デリケートゾーンの悩みって後回しにされがちですが、保湿するだけで嬉しい効果が見込めます。お気に入りのオイルを見つけて、見えない部分もケアしてあげましょう。

文/もりやまい

【参考】

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