森田ひかる連載『ヒカルノメ』

櫻坂46・森田ひかるの頭の中ですくすく育つ好奇心の〝芽(メ)〟をクローズアップする本誌での連載をarwebでもお届け。

アイドルという夢を見事に叶えたるんちゃん。

ところで、子供の頃の夢は一体なんだったの?

夢の経歴を探ってみたら、今の多彩なるんちゃんにつながるルーツが見えてきた!

森田ひかる、メガネ姿披露!知的な可愛さに悶絶♡ 坂道オーディションを受けたキッカケって?

小さい頃の夢

森田ひかる。ar10月号より

私の小さい頃の夢。5〜6歳の頃になりたかったのは、大好きなゾウさん(笑)。
もともと動物が大好きで、動物園で見た時に「かっこいい!」と思ったのがはじまり。
でも、小学校低学年の時に「あれ…ゾウにはなれない」って気づいてからは、大好きな動物に触れ合える
飼育員さんに憧れるように
なりました。

本を読むのが好きだったこともあり、小学校4〜5年生になると、本屋さんになりたいという新たな夢が。
お母さんと一緒に本屋さんに行くうちに、店員さんの落ち着いた雰囲気やお店の空気感が好きになったからです。

5年生の途中で、漫画家になりたいという夢にチェンジ。
少年漫画が好きで、真島ヒロ先生の『FAIRY TAIL』のファンになり、私も絵がうまくなりたいと憧れるように。
落書き帳を買ってもらうと、1日1ページ必ず絵で埋めるというのを自分の課題にしました。
漫画のストーリーやコマ割りを考えたり、トーン貼りもやってみました。
そうしたら結構難しくて…。
それで漫画や絵を描くことは趣味でもいいか、って。
当時考えた漫画のストーリー? 
ミステリー系なんですが、内緒です(笑)。

同時期にアニメにもハマり、中学生の時の夢は声優になりました。
憧れの声優さんは『変態王子と笑わない猫。』の小倉唯さん。

中2になると『太陽ノック』などが学校で流行り始め、深川麻衣さんを好きになったことがきっかけで乃木坂46に夢中に。
清楚で美しく、歌詞が深い。
そして、振り付けやフォーメーションもキレイ! 
推しメンは西野七瀬さんでした。

そのうち、°C-uteの鈴木愛理さんのライブパフォーマンスに感動してファンになったんですが、初めてステージからの景色ってどんなふうに見えるんだろう…と興味が湧いて私も見てみたくなりました。
それで、16歳の時に坂道オーディションに応募し、17歳で憧れのアイドルに。

実際にステージに立ってみたら、想像以上にものすごくキレイで、そこでしか味わえない声援や一体感に感動! 
正直、応募はしてみたけど、憧れだけでアイドルになれるとは思っていなくて。
でも、なれた以上、全力で頑張ろうと思いました。
私は、夢は叶えられると思っているんですが、そのために大事なのは人のためではなく、自分のために努力をすること。

アイドルになってわかったんですが、自分では思ってもみなかったところが他人から魅力的に見えたり、褒められたりもします。
だから、自分の新たな可能性や魅力に気づいて伸ばすことも大事。
できないと思っていたことでも、やってみると意外とできたりするものです。

森田ひかる。ar10月号より
Morita Hikaru(Sakurazaka46)
Photo:Azuma Kyosuke
Styling:Kasahara Yuri
Hair Makeup:NAYA
Text:Wakayama Aya

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