アイドル・柏木由紀の心の声
AKB48としてデビューして15年。
多くの現役アイドルから支持される、ゆきりんこと柏木由紀さんがarに降臨!
"一生アイドル宣言"を掲げるゆきりんのココロの声、丸ハダカにさせていただきます♥
1991年7月15日生まれ。鹿児島県出身。15歳でAKB48のチームBのメンバーとしてデビュー。30歳という節目の年を迎え、"アイドルアーティスト"という新たなジャンルを開拓中。11月下旬にはソロコンサート『寝ても覚めてもゆきりんワールド』、柏木由紀×WACK7アーティスト『柏木由紀なりのWACK』と題して、7曲同日リリースが決定している。
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ゆきりんと、これまで。
15年アイドルを続けてきて、見えたことって?
女優さんやモデルさんに比べて"アイドル"は圧倒的にファンとの距離が近い職業だと思います。
コンサートだって、ファンの皆さんが会場に来てくれないと成り立たないものだし。
そういう意味でアイドルはみんな、いかにファンの皆さんに喜んでいただけるかということに重きを置いているんですけど、私はもともと"どうやったら人が喜んでくれるか"を考えることが好きなんだなって。
そういう自分の性格に気づくことができましたね。
昔と今で、考え方が変わったことはありますか?
これまでは"他の人がやっていないから"という理由で『髪は染めない』『ずっと笑顔を心がける』とか、自分自身に厳しいルールを課していたんです。
でもそういうアイドルって他にもいっぱい増えているし、周りと一緒のことをやってもしょうがないと思って、やめました!(笑)
"アイドル"を徹底することは、仕事をしていく上ではいいのかもしれないけど、それだとずっと私本来の性格や個性を知ってもらえないな、という葛藤も感じていて。
だから、今は"柏木由紀"というパーソナリティを応援してもらえるように頑張っています。
ルールをやめた最初は離れていっちゃったファンの方もいました。
でもその分、新しい私を好きになって、ファンになってくれた人もいるんです。
昔は「ファンをいっぱい作らなきゃ」とか「どうしたらファンが増えるかな」って必死になっちゃうこともあったんですけど、15年続けてきて、長く応援してくれる方がいるっていう安心感から、挑戦することを恐れないようになりましたね。
私自身をまるっと認めてくれて、応援してくれるファンがいることは、本当にありがたい話だなと思います。
ゆきりんと、アイドル。
「私ってもう…」は絶対言わない
AKB48を30歳まで続けている人がいないので何とも言えないんですけど、私がこの年齢までアイドルをやっていても、正直誰にも迷惑をかけていないと思うんです(笑)。
アイドルだけじゃなくて皆さんにも通じることだと思うんですけど、"〇歳だから"って年齢を理由に何かができなくなる、みたいな刷り込みはなくなってほしいなと思います。
だから「私ってもう30歳だからさ…」って絶対言わないようにしてます!
私より若い後輩でもすぐに「おばさんだから…」って言っちゃう子がいるんですけど、それって周りに一番気を使わせる言葉だと思うんですよね。
触れてほしくないから言わない、ってことではなくて「そんなの関係ないじゃん!」ってプラスな意味で口に出さないようにしています。
育ててもらった分、与えられる人に
アイドルに関して言えば、ファンの皆さんは"成長過程を応援したい"という思いがある方が多いと思うんです。
「CDの売り上げを1位にしてあげたい」とか。
でも"30歳"って、応援してあげたい、支えたいと思っている人たちから見るともう人間的に自立してるんですよね。
そういう意味で、年を重ねるとファンが離れていってしまうのかなとかマイナスな側面はあると思っています。
でも今まで応援して育ててきてもらった分、今度は私が自分の意見や思いを発信して、"与えること"でファンの人たちを楽しませたり、喜ばせたりすることができれば、年齢を重ねてもアイドルを続けられるようになるんじゃないかなと思っています。
私自身、まだまだ模索中なんですけどね。
可愛さの中に秘められた強い思いにジーンとしちゃいます…。
Photo:tAiki
Styling:Ishikawa Miku
Hair Makeup:Noguchi Yuka(ROI)
Text:ar
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