想が紬を認識したタイミング

さて、それでは最終話の伏線回収を振り返っていきたいと思います。

想が紬の存在を認識したのは、全校集会でスピーチをした時。つまり、紬が想の声に“ひと聴き惚れ”したのと同じタイミングだったんです。なんだ、この運命的な出逢いは…! 紬と想をずっと見つめてきた湊斗(鈴鹿央士)は、もしかしたら二人よりも先に“運命”に気付いていたのかなぁと思うと、なんだか苦しくなります。

幸せそうに“おすそわけ”する奈々に、涙…

大きい花束を大事そうに持っている人を見た時、“幸せ”を感じたと話していた湊斗。最終話で、湊斗の前に大きな花束を抱えた奈々が現れた時、そこまで回収してくれるんか~!と思わず鳥肌が立ちました。しかも、“おすそわけ”と言って、かすみ草を湊斗に分けてあげる奈々も、よかった…。

第6話で、「プレゼント、使いまわされた気持ち」と怒っていた奈々が、“おすそわけ”と変換できるようになったのは、春尾(風間俊介)の存在も大きいのかな。奈々&春尾がどうなったのかは描かれていないけれど、二人の表情を見ていると、素敵な恋をしていることは伝わってきます。

紬と想、8年前のクリスマスを彷彿とさせる展開に

湊斗と奈々から、かすみ草を“おすそわけ”された紬&想。そのかすみ草をお互いに交換して、「ほんとに、交換しただけだね」と笑い合っているの、なんか既視感…と思ったら、2人が付き合っていた高校時代のクリスマスとリンクしていました。

交換したプレゼントが同じイヤホンで、「ほんとに、交換しただけだね」と言い合った8年前。変わってしまったものもあるけれど、変わらないものもたしかにある。かすみ草の花言葉が、「幸福」なのもいいですよね。幸せのお裾分けをすることで、自分も幸せになれる。『silent』の登場人物たちの心の美しさには、ハッとさせられる部分がたくさんありました。

たくさん泣いて、たくさん考えて、たくさん笑った3ヶ月。『silent』は、今年いちばんと言っても過言ではないほど、大好きな作品になりました。またいつか、素敵なキャラクターたちに再会できることを願って。

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