4.経験者に聞くリアルな歯列矯正事情

歯列矯正に関する知識は完璧にゲットして後は挑戦するだけ!だけどまだ勇気が…。
そんな方のために、歯列矯正経験者のar girl・藤井明子さんがリアルな矯正事情を教えてくれました♡

藤井明子「致命的なコンプレックスになりました」

歯並びを直そうと思ったのは何歳の時?きっかけは?

20歳で航空会社に入ろうと決めて就活を始める時、学校の先生に「その歯並びじゃ難しいかもね」と指摘され、自分の歯並びが悪いのはわかっていたけど「世間的にこの歯並びはそんなによくないんだ」と自覚。そこから致命的なコンプレックスになりました。人の歯並びをすごく見るようになり、虫歯治療で通っていた歯医者さんで相談しつつ、リサーチ。17歳からサロモ活動をしてきたけど、ニコッと歯を見せて笑ってる写真は1枚あるかないかレベルです。笑う時に口元を手で隠すくせは未だに抜けませんね。

実際にかかった具体的な期間と金額を教えて!

26歳の時に勢いで表面でのワイヤー矯正をスタート。矯正に強い医院を探す考えもなく、かかりつけの町の歯医者さんでやったのでワイヤー以外の選択肢はなし。私が選ばせてもらえたのはブラケットを透明に
するか金属にするかくらい(笑)。親知らずではない歯を4本抜いて、約2年ワイヤーをして、ワイヤーを
外してから1年半は歯が動かないようにするリテーナーをつける生活。完了するまでは計3年半かかりました。費用は15年ほど前の価格帯で約80万円。プラスでメンテナンス代が月5000円。お金に余裕もなかったので、2年かけて分割払いしました。

選択肢が多い今、選べるならどの方法を選ぶ?

もしもう1回やるとしても、おそらくワイヤー矯正を選びます。理由は意志が弱いから(笑)。今はマウスピース矯正もあるけど、自分で外せちゃうとなると強い意志がなければ無理な気がしていて…。選択肢がなかったとはいえ、とにかく早さ重視だった私は、結果的に24時間強制のワイヤーが合ってたみたい♥でも、裏か表かは少し悩むかも。ただ、裏はさらに歯磨きが難しくなると言われた記憶があるので、どうだろう。あと、ワイヤー姿は一瞬で見慣れます。なんなら外した時に寂しく感じました(笑)。

矯正中の痛みや大変だったことは?

虫歯が怖くて歯磨きは気を使いました。何か食べるとワイヤーにいろいろ絡まって人前に出られない状態になるので、フロスと歯ブラシは超念入りに。月1のワイヤーの締め直し後1週間は、歯が動いてめっちゃ痛い。お肉などの堅いものや弾力があるものは噛めないので、柔らかい食事に。ただ思った以上に日々歯が動くのがわかるし、着実に改善されてるのが実感できて達成感が♥痛みもその分、変化してる証拠だから途中からウェルカムに(笑)。1年経たずにきれいなU字型に歯が並んできたのがすごい嬉しくてずっと鏡で眺めてました。本当にテンションが上がりましたね!

矯正して何が一番よかったと感じる?

お金や時間をかけても直せないコンプレックスは「丸ごと愛そう」に転換するしかないけど、直せるコンプレックスはなくしていきたい派の私にとって、それをひとつなくせたことは本当に大きかったです。コンプレックスに向き合って嫌な気持ちになる時間が日々の中でじわじわ蓄積していく方が耐えられない。歯並びは私にとってそういうコンプレックスだったので、後悔は一切なし。鏡を見るたびにやだなと思ったり、人前で気にして思い切り笑えなかったり、積み重なる不快のタネがなくなるとこんなにすっきりするんだと実感。矯正はそのための手段で人生でやってよかったことのトップ3に入ります。なんなら1位かも!

矯正するか悩んでる人へアドバイスするなら?

いつか矯正しようと思ってるなら"今"を推します!だって人生の笑顔の比率が減って、もったいない!当たり前だけど、早く始めた分だけ人生の中でコンプレックスに悩む時間を減らせるから。後先考えて「今じゃないかも」と思ったら、一生「今じゃない」が続きます。費用と期間について考えないで思考停止することで私は踏み切れました。歯並びにコンプレックスがあるなら全人類におすすめしたいと思うくらい、本当にやってよかった。自信を持って笑顔になれる時間を増やしてほしいです!

5.まとめ

「歯並びをキレイにしたい…。」と思っていた方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!自分に合った方法が見つかるかも♡

Illustration:Kanako

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