恋愛本の受け売りではなく、実体験から導き出した失恋克服法の真実が此処に。
失恋は人生の難関と言っても過言ではないくらい辛いもの。喪失感、絶望感、そしてそれに伴う体調不良にさいなまれ「こんな思いをするくらいなら最初から出会わなければ良かった」なんて思ってしまうほど。
その一方で…失恋は多くの人が経験するもので、いつか立ち直れる、乗り越えられるものであることも事実。
そこで今回は、過去に何度も失恋を経験し、恋愛の酸いも甘いも知り尽くした筆者が「失恋からの立ち直り方虎の巻」をお届けします。
筆者情報
ライターY
彼氏にフラれて道路で這いつくばって泣いた&電車で過呼吸で倒れた(激しい迷惑行為)経験あり。当時、フラれたことを受け入れられずに夜な夜な書き綴ったポエムノートは数冊にも及ぶ。そんな激動の中、やっと幸せを手に入れたと思った矢先、産後4ヶ月で夫のゲス不倫が判明。名実共に恋愛波瀾万丈体験をしている30代。
1.失恋とは?
ズバリ、恋を失った状態であること。
長年の片想いを諦めた、大好きだった彼にフラれた、浮気された…。人が別れを選ぶ理由は多々あれど、共通しているのは、その恋に終止符を打たなければならない状況にあることです。自分の意思とは反して、恋を諦めなけらばならないので、強い悲しみや苦しみに苛まれることに。
2.失恋をするとなぜ辛いの?
失恋は、なぜこんなにも辛いのか…それには大まかに3つの感情が関係しています。
喪失感
先ずは、喪失感。人間にとって最も耐え難いことのひとつが“失うこと”だと言われています。「彼に対する気持ち」「今まで楽しかった思い出」「思い描いて疑わなかった2人の幸せな未来」それらをすべて奪われ、手放さなくてはいけない絶望は、計り知れません。
相手に会えない悲しみ
相手と会えなくなる。これも、耐え難い悲しみです。
余談ですが、筆者は失恋直後にたまたま行ったライブハウスで知らないミュージシャンがルクプルの「ひだまりの詩」をカバーしており、「会えなくなってどれくらいたつのでしょう〜♪」の有名なフレーズを聞くや否やライブハウスの床に突っ伏して号泣した経験があります。その後、警備員に引きずられるようにしてフロアの外に放り出されました。
相手への怒り
「他に好きな人ができた」と言われフラれた、浮気をされたなど相手に原因のある失恋の場合、怒りの感情も加わる場合があります。自分自身が否定された気がして、自己肯定感は急降下。悲しさと怒りが絡み合い、複雑な感情へと発展していきます。
3.失恋の辛さはいつまで続くの?
こんなにも辛い失恋。では、その辛さはいつまで続くのでしょうか?
“時間薬”とは?
失恋すると、嫌と言うほど耳にするのが「時間が解決してくれるよ」「時間は偉大な薬だよ」という言葉。悲しみの真っ只中にいる当人としては「未来じゃなくて、今辛いのをどうにかしたいの!」と思うかと思います。
でも、経験者として強くお伝えしたいのは、忘れられるハズがないと思っていた彼のことも、マジで忘れちゃう日が来ると言うこと。
その年月は1ヶ月なのか1年なのか10年なのか、個人差はありますが、本当にどうでも良くなる日は本当に訪れます。先人たちが失恋に効果があると口を揃える“時間薬”は実際に存在するので、安心してください。
そもそも、辛くない失恋は無い!
その恋に真剣であれば真剣だったほど、ダメージは大きくて当然です。
ご飯が食べられない、眠れない、涙が止まらない、仕事が手につかないのも、実は至極真っ当なこと。「たかが恋なんかで…」なんて思わないで、傷ついた自分自身を癒すことを意識してみてください。