「思ってたのと違う」とがっかりする前に

ベッドの中で「あれ、思ってたのと違う」と感じた経験はありませんか。

「盛り上がってベッドインしたのに、致してみると思ったほど気持ちよくなかった」「最中にずっと尿意が気になってしまった」「終わったあとに彼がすぐに寝てしまってガッカリ」など。

想像の中のセックスは、いつもキラキラしているのに、現実では「思ってたのと違う……」「こんなはずでは……」の連続です。

その原因は、長い時間をかけて刷り込まれてきたセックスのイメージが、現実からかけ離れていたからなのかもしれません。

今回はセックスの理想と現実が違いすぎることについてのお悩みにアンサー。

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なぜ想像上と現実で異なってしまうのか

私たちは、学校や家庭の性教育でセックスそのものをほとんど習っていません。

その空白をどうやって埋めてきたのかというと、多くの人は漫画や映画のラブシーン、AVといった“非公式教材”をお手本にしてきたのではないでしょうか。

映画では、前戯をした様子がないのに早々に合体。AVではなぜかふたりとも完璧なコンディションで、誰もトイレやシャワーに行かないし、女性が驚くほど何度も絶頂に達します。

漫画に至っては、未経験だったはずなのに、“テクニシャンの彼”によってめくるめく快楽に溺れてしまうなど、キラキラした面だけが浮き出て見えます。問題は、それがお手本としてはかなり難易度が高いということ。

現実の世界では、まず始まり方が地味です。見つめ合うどころか、寝ようと思ってベッドに入ったらゴソゴソと無言で体をまさぐられて始まることもあるし、猫が乱入してくることもありますよね。

体の反応だって、お手本どおりにはいきません。AVでは絶対に折れない男性器も、現実では休憩が入ることも。女性も、触られた瞬間から「スイッチオン!」とはなりません。でも頭の中には模範映像があるので「何で違うの?」と心がザワつきます。

避妊のシーンもそう。フィクションの世界では避妊具の存在すら感じさせませんが、現実では袋が開かなかったり、裏と表が分からなくなって焦ったりしますよね。

感情面も、漫画や映画では常にふたりの“したい”気持ちが一致していますが、実際はどちらかが「今日はなんとなく気分じゃない」「明日は朝早いし寝たいんだけど」という日もあり、モヤモヤしたまま眠りにつくことだって少なくないはず。

現実のセックスには生活感がある

映画や漫画やAVが悪いという意味ではありません。ただ、どれも現実ではなく、エンタメとして作られただけ。

現実のセックスはもっと生活感があり、ちょっとだけ引いたり笑ったりすることもあります。理想どおりに進まなくても、それは失敗ではありません。

フィクションと現実のギャップにクスッと笑えるくらいならいいのですが、もし、今も「思ってたのと違う」「自分の何かがみんなと違う」と感じるなら、それは「参考資料がかなり盛られていただけ」です。

現実のセックスは、ノーカット版で、NGシーン多めで、人間くさいもの。その生々しさまで面白いと思えるようになってからが本番なのです。