S50生まれの私でも流行をエンジョイできるのかを検証する不定期連載。
arの編集長をやっていながらトレンドを知らないでいるのはヤバい…という焦りから生まれた連載です。ゆるっとご観覧ください。
出会いの聖地・相席屋に行ってきた(第1回はこちら)、の第2回です。
恥を偲んで、男女の出会いの聖地「相席屋」に行ってきました②
若者たちが楽しみまくっていると噂の相席屋に、40代代表として乗り込んできたレポートの第2回となります。
緊張することもなくただ楽しく、笑いで溢れた1組目との時間も終了。
さぁ、ひと息つこうか。
と思ったら間髪入れず
店員「すぐに次の方ご案内しますのでー」
おっと。深呼吸する暇もない。
さっそくやって来ました2組目。(←ちょっと落ち着き払っている自分にイラッとします)
男性たち席につく「。。。。」
私たち「(無言!?) こ、こんばんは。。。(恐る恐る)」
男性たち「こ。。。。んばんは。。。」
えっと………暗い?
恥ずかしがり屋さんなの??
もしかして私達見てテンション下がった???
それは困る。いやまあごめんねおばさんで。
あーヤダヤダそんなの。ちょっとでも楽しんで欲しいのに(←もはや誰目線なのか謎)。
相席屋に来るのは初めてだという彼ら。
一生懸命盛り上げようと話しかけました。
季節ネタ、銀座界隈ネタ、時事ネタなど盛り込んでみました。
イマイチ盛り上がりません。涙
その後も共通の話題を探したけど見つからないから、つい仕事の話をしました。
うっかり。
それが落とし穴だとも知らずに。。。
あぁうっかり。
。。。
男性側のご紹介がまだでしたね。
会社の集まりの帰りだという3名。
歳はバラバラ。
同僚ということで1組目と同じノリで捉えていたらこれが大間違い!
右の携帯病の先輩と、真ん中の若者は初対面とな。
あらあら。そんなこともあるのね(大きな会社なのかしらね)。
それまでろくに話をしなかった男性たち。
なのに仕事の話になったら急に
若者「実は、あなたのこと嫌いなんですよ、けっこう苦手」
先輩「え、、、会ったの初めてだよね、、、」
もうひとり「やめましょうよ~そういうの~」
とか険悪になるしなんなのもう。
というか若者よ。
あまり知りもしない会社の先輩に対してそれは無いんじゃないか。
大丈夫かね。
と、私はなぜか彼のことが心配になってしまいまして。
聞けば、自分たちの仕事があまり大きな声で言えるものではないと。
そんなことないはず。
けっこういいスーツ着てるし。時計も高そうだし。
給料良くて大っぴらにできない仕事ってなんだ。
公安?
スパイ?
高級ジゴロ?
いろいろ冗談めかして言ってみたけど当たるわけもなく
男性陣の「どうせ俺たちの仕事なんて」ムードがどんどん悪化。
よく知らない人たちだから、あっそう。と言っておけば良かったけど
ますます励ましたくなる私。完全に大きなお世話である。
そんなやりとりを続けてたけど話のオチはなく盛り下がり、結局仕事は何か判明したけど世間的に普通に立派な仕事であり、すごいねってことで盛り下がり。
さら~っと解散。
2組目の男性が帰っていった背中を見ながら私達は放心状態。
「と、とりあえず出る?」
たった2組でと言っていいのかわからないけど人酔いしてしまい、これ以上気の利いた発言は出なそうなので。
で、コリドー街の別の店で反省会スタート。
反省会の冒頭は疲れ切っててこんな感じ。
↓
ぐでたま~~
私の反省は、やはり年下男性慣れしてなさすぎること。
若い男子が全員、息子に見えてくる(震)。
私の思考が“おっかさん”すぎるのね。
改めてすごいね、石田ゆり子って。
一緒に行った30代前半Aの感想
◯思い返せば20代前半の時に相席屋的なものに連れてかれたことがあるのですが、その時の食うか食われるか、みたいな変な駆け引きの空気は漂わず純粋に交流を楽しめた気がします(笑)。
◯職業でも年齢でもない、盛り上がれる話題って難しい…。
◯友達には20代男子からのカラオケの誘いを断るなんてこの罰当たりめ、と言われました(笑)。
確かに1組めのお誘いは天の啓示だったな。
数日経って冷静に考えてみると、出会いの場としては効率が良く、賭けのような一期一会がスリリングで面白いなと。
今回お会いした2組は、振り返ればとても高スペックでした。
どちらも、それぞれの業界でNo.1、誰もが知る一流企業にお勤め。
揃って独身(かどうかの真偽はわからないか)。
道歩いてても合コンしようとしても、なかなかこの確率で一流企業男子には出会えないかも。
独身女子の皆さん、私でも行けたんだから一度行ってみてください。
そしてどうだったかこっそり教えて♡
私も次回は、誰とでも盛り上がれる話題を多めに仕入れて行こう。
えっ?また行くの??(滝汗)
念のため。念のためね。シワ取りクリームを塗りたくっておこう。
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