1、朝日を浴びる

朝日を浴びると、脳内にセロトニンという幸せホルモンが分泌されます。セロトニンにはストレスを跳ね返す作用があるといわれていますが、逆にいうとセロトニンが分泌されていないと、心が荒れやすい状態に。ストレスフリー体質を目指し、毎朝6時には起床を!

2、寝る前と起きて数時間は脱スマホ

SNSの“いいね”の数をチェックするなど、人はスマホを通じて自分がどう思われているかを知ろうとしますが、それはナルシストになる時間といえ、心にとって毒。ですので、夜寝る3時間前はスマホから離れ、心を休めて熟睡を。起きて2時間は脱スマホでスッキリと一日を始めましょう。

3、イライラしたときはあえて深呼吸をしない

イライラしているときは息が浅くなると思いますが、そのとき、落ち着こうとして無理に深呼吸をするのは、身体にとって負担。それよりも、浅い息を十分に感じた方がいいんです。そうして身体の声を聞くことで、“最適化作用”が働いて、自ずとラクになってきます。

4、“事実のみ”の日記をつける

ブログなど人に見せる用ではなく、自分が読むためだけの日記をつけるのも、おすすめです。ポイントは、感情的にならず、事実のみを書くこと。しばらくして読み返すと、どんなときに怒るのかなど自分の感情を客観的に見ることができ、次第に制御しやすくなります。

教えてくれたのは 月読寺・正規寺住職 小池 龍之介さん

神奈川県鎌倉市に月読寺を、山口県山口市に正規寺を開山。双方で、お寺とカフェの機能を融合した「esde cafe」や、一般向けの座禅指導を展開。修行の傍ら、『考えない練習』(小学館)など執筆活動も精力的に行なっている。