コッペパンって給食のイメージだったから、こんなふうにデートで食べるのは新鮮。

僕の通っていた小学校は具材を自分で挟むスタイルでした。コロッケをふわふわのパンにはさんだりして。

家族の朝食もパン派で、実家ではまさにこんなたまごサンドを食べてました。上にチーズをのっけたりしてアレンジして、なんだか懐かしいな。

コッペパンデートなら景色のいいところでピクニックがしたいな。日向ぼっこしながらいろんな味を食べ比べするような、ナチュラルなデートがしたかったんだ。だから今日は付き合ってね♡

というのも、この前までちょっぴりハードな撮影に挑んでいて。

『羊とオオカミの恋と殺人』という映画で、隣人の女の子が殺人鬼で、僕はその子を好きになっちゃう自殺志願の男の子。

壁に開いた穴を覗いて彼女を観察したり、付き合うことになるんだけど、ストーリーの重要なパートがアパートの部屋のシーンに詰まっていたから、相手役の福原遥ちゃんと苦しみながら演じていた印象でした。

外に出る撮影になるとすっごくリフレッシュできたし、今日みたいにコッペパンを食べ歩きできるなんて、夢のように幸せ!


©️2019『羊とオオカミの恋と殺人』製作委員会 ©️裸村/講談社

この作品って突飛に思えるかもしれないけど、意外と日常に潜んでいることかもしれない。

大なり小なり、みんな他人とのハードルを越えて心の距離を縮めていくわけで、それによってお互いの気持ちを尊重したり、相手に感化されて成長する。

僕も、恋愛はハードルが高い方が燃えるタイプ!

隣人で思い出したんだけど、学生時代に一人暮らしをしていた僕の部屋で友人とご飯を食べようと家に帰ったら、ドアの前にゆで上がった大量のマカロニが落ちてて!隣の部屋から点々と続いていました…(笑)。すぐ引っ越したから真相はわからないけど、今もその友達と会うとネタになってる。

マカロニもいいけど、女の子がとんかつや唐揚げなど“がっつり系”を食べてる姿ってなんかキュンとする。いちごクリームを選ぶより可愛いな!って思っちゃう。
だからまたパン屋さんに行ったら、今度はビッグチキンサンドを買おうね♡