―ではそんな苦い経験をされたタカハシさんから、桃さんへアドバイスするとしたら何でしょう?
「これはですね、こんだけダメな1年だったなら、明るく締めくくるのは、むしろよくないと思う。終わり良ければ総てよし!的な感じでなぁなぁにしちゃうと、ダメな1年の印象も残らず、ごまかされてしまうと思うんですよ」
―あぁ~…(?)。
「いっそ、後から振り返っても”あの時は、本当にダメだった1年だったな”って記憶に残るような締めくくり方をしたほうが、今後のためになると思うよ。そのダメさを全身で受け止めたほうが、教訓としても印象としても自分の中にも有意義に残ると思う」
―なるほど! そうですね。何か具体的にアクションを起こすべきですか?
「これはね、今年の自分の写真をモノクロで印刷して、遺影っぽくして”ダメだった自分”の葬式をするのがいいと思います!」
―葬るってことですか!?
「暗い部屋で1人で、2019年のダメだった私を弔う! みんなが年越しできゃーきゃー騒いでる間に、1人しめやかにロウソクでも立てて、ダメな自分にサヨナラをすればいいよ」
―わぁ~、斬新(笑)。たしかにそれでスパッと切り替えられそうだし、いいですね!
「そう。ダメな自分をきっちり殺してから、気持ちよく新年を迎えるのがいいと思います!」
・ダメな自分をしめやかに葬ってから、気持ち新たに年越しを迎えるべし。
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NEWS!
タカハシさんのバンド=オワリカラは今年で結成10周年!
ベストアルバム発売中!!
オワリカラ10周年記念ベストアルバム
「OWARIKARA BEST OF CULT 2010-2018 〜オワリカラの世界〜」
そして3年ぶりのオリジナル・アルバム
『
発売中!!
タカハシヒョウリ
Twitter: @TakahashiHyouri
【ミュージシャン】
ロックバンド”オワリカラ”と特撮バンド”科楽特奏隊”のギター/ヴォーカル、ソロの音楽活動など。
【イラストレーター】
グロカワキャラ”小腸はみ出し夫”の生みの親など。
【執筆家】
いくつかのWEBサイトで連載など。
【ハイブリッドおタク】
バンドのフロントマンの固定概念を覆すガッチガチな情報量と批評眼/語り口、そしてポンコツさ。
愛するのはゴジラ/ウルトラマンを始めとする<特撮>全般、映画、アニメ、マンガ、お笑い、ゲーム、蕎麦など。
特技は<才能の無駄遣い>
座右の銘は<世界の創作物に愛を>