「あるね。若かりし日に…」
―ホラ! なぜそう言ったんですか?
「それは、当時はこれが優しさだと思ってたんだよ。バカだから。直接的に振るのはなんか申し訳なくて、こう言うほうが優しいと思ってたんだと思う」
ー若かりし…バカ…。
「この男性もそう思ったんだよ、きっと。たとえば和香さんにとってこの男性は仕事仲間かもしれない。その関係性を崩したくないし、かといって傷つけるのもまずいから気を使って…とか。だからこの男性はきっと優しくていい人だと思うんだよ、実際。だけどバカ!」
―(笑)。では、バカじゃない人は何と言って振るんですか?
「”あなたを恋愛対象として見る気はありません、でも友人として今までどおり仲よくやっていきましょうよ”、とか」
―へぇ…タカハシさんは今だったら、告白されてそのように言えますか?
「まぁ、少なくともこの常套句は言わないです。”今忙しくてそれどころじゃない”とは。だってそれが一番かわいそうだって分かるじゃん。こんなこと言われたら相手は待っちゃうって想像がつくし。だからいい年してこんなこと言ってる男は本当にバカなんだよ」
―(笑)。
「というわけで和香さんは残念ですが、振られています。こんなバカを待つより、次に行きましょうよ。逆に募集したいのは、この常套句を言われてのちのちOKになったパターン。あるのかなぁ?」
―新しい!(笑)
「今忙しいから…って一回言われたけど、のちのち仕事とか自分のことが片付いてから付き合うことになったパターン。いる可能性もなくはないよね。でも本当に今自分のことで精いっぱいなだけで好意はあるんだったら、ちゃんと”待ってて”って言うと思うんだよ」
―そうですね…でも、ちょっと待ってた挙句に振られる可能性もありますよね。
「もちろんそれもあるけど、でも少なくとも検討の余地ありじゃん。だから待っててって言われてのちに付き合った人のエピソードは知りたいね」
―身に覚えのある方、ぜひ編集部にメールください(笑)。
・自分のことで精いっぱい系の返事は、残念ながら振られている。
・そんな振り方をしてくるバカな男はほっといて、次にいきましょう。
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NEWS!
タカハシさんのバンド=オワリカラは今年で結成10周年!
ベストアルバム発売中!!
オワリカラ10周年記念ベストアルバム
「OWARIKARA BEST OF CULT 2010-2018 〜オワリカラの世界〜」
そして3年ぶりのオリジナル・アルバム
『
4/17リリース!!
タカハシヒョウリ
Twitter: @TakahashiHyouri
【ミュージシャン】
ロックバンド”オワリカラ”と特撮バンド”科楽特奏隊”のギター/ヴォーカル、ソロの音楽活動など。
【イラストレーター】
グロカワキャラ”小腸はみ出し夫”の生みの親など。
【執筆家】
いくつかのWEBサイトで連載など。
【ハイブリッドおタク】
バンドのフロントマンの固定概念を覆すガッチガチな情報量と批評眼/語り口、そしてポンコツさ。
愛するのはゴジラ/ウルトラマンを始めとする<特撮>全般、映画、アニメ、マンガ、お笑い、ゲーム、蕎麦など。
特技は<才能の無駄遣い>
座右の銘は<世界の創作物に愛を>