一緒に住んでいるから趣味に夢中なっても問題ナシ」
2人がけソファーに座り、リラックスしたムードでお話してくれたSさんとIくん。「普段はソファーをテレビ前に、ダイニングテーブルはキッチン横に置いていますが、ときどき配置を変えています」。気軽に模様替えできるのも、広い部屋ならではですね。
同棲して約1年が経った今、振り返ってみるといいことがいっぱいあったといいます。
Sさん「私の休日は水曜と日曜で、彼は土曜と日曜なんです。仕事がある日、私は18時には家に到着していますが、彼が帰ってくるのは20時~21時。平日は、朝食も夕食も別々です」
Ⅰくん「夕食は、お互い自分の分は自分で用意する感じですね。何か作って食べたり、買ってきたりして簡単に済ませています。時間が合わないので一緒に食べるのはムリですね」
社会人になりたての頃は、仕事や人間関係の悩みを抱えがち。そんな話をできるのも同棲のメリットだと言います。
Sさん「仕事の悩みってほどではないんですけど。ちょっとした愚痴とかを、彼がよく聞いてくれるのは本当にありがたいなって思います」
Ⅰくん「僕もときどき仕事の話をすることもありますね。お互いにそういう話ができるのは社会人同士ならではだし、直接話せるのは一緒に住んでいるからできること。あと、体調が悪いときにそばにいてくれるのは、心強いなと風邪をひいたときに思いました」
また、お互い別行動で自分の趣味を楽しめることも、同棲のいいところ。
Sさん「私は某アイドルグループの大ファンで、舞台が始まると外出が多くなって、あまり家にいないんです。お互い違う家に住んでいたら、まったく会えなかったと思いますが、同棲しているから1日1回は必ず顔が見られる。それは本当によかったです」
Ⅰくん「僕のほうも友人と居酒屋めぐりをしたり、ランニングしたり趣味を楽しむために休日、家にいないことがあります。でも、一緒に住んでいるから必ず会えるし問題ないですね」
思う存分、やりたいことができる関係ってステキですよね。休日に外出の予定を入れるときにはお互いに心がけているころがあるそう。
Iくん「自分だけの予定を入れて相手から怒られるということはないです。ただ、自分が相手に対して何となく悪いと思ってしまうというか…」
Sさん「そうですね。私もそういう気持ちになるかな。だから、休日に予定が入ったらすぐ言うようにしたり、別々の用事を入れる日を合わせたりしています」
相手を気遣う気持ちがあるからこそ、良き関係が続くってことですね。そんな2人が一緒に過ごす休日はどんなふう?
Ⅰくん「映画を観に行って、夜は外食してお酒を飲んだりしますね。去年のことですが、2人で『ボヘミアンラプソディ―』を観に行きました。すごく面白かったです!」
Sさん「ホント!私はそのあともう1回観に行きました。休日に一緒にいる日は、2人で買い物に行って、料理して、家飲みをすることもあります」
Ⅰくん「彼女は料理がうまくて。グラタン系とかササッと作ってくれます。前に作ってくれた角煮は本当においしかったです」
と嬉しそうに話すⅠくんと、料理上手と褒められて照れるSさん。幸せエピソードをたくさん聞いたところで、いよいよ同棲のリアルな話題へ。まずは2人の家事分担事情はどうなっているのでしょう?
「ワインは赤と白のどっちが好き?」という取材スタッフからの質問に「赤です!」と口をそろえて回答。本当に息ピッタリのカップル♡