「もう少し動きをつけられる人は、吐く・吸うを1セットにして動いてみましょう。肩や肩甲骨をほぐす動きです」
「椅子に座り、両手をパーにして手の甲を腰にあてます。足の親指で床を踏む感覚を持ちます」
↑「ちゃんと足の親指で床を踏めていないと、腰が反ってお尻が出っ張ってしまいます。この姿勢では深い呼吸ができないのでNGです」
「ゆっくりとひじを内側に引き寄せ、背中をぐっと丸めます。この時大きくため息をつくように息を吐きます」
↑ひじはこのくらい内側に!
「今度はゆっくりと肩と肘、胸を外側に開き、顔もやや上に。ゆっくりと息を吸います」
ーすごい! ゆっくり大きな呼吸ができました。息を吸おう!吐こう!と思って呼吸するより、動きに集中するだけで自然と呼吸がついてきて、断然楽です。
「そうですね。あと、肩や首のコリが気になる人にはこんな動きもおすすめですよ」
ーわお。ステップが増えましたね!
「首の後ろと背中を丸めて、しっかり伸ばしながら呼吸する動きです。首だけを動かそうとせずに、1手を組んで首の後ろに添え、2ぐっと丸めます」
ーしっかり丸めると、けっこう痛い!
「両ひじを内側に引き寄せて肩の力を抜いたら、3首を少しずつ動かします。視線が右斜め下になるところまで動かしたら、4ゆっくりと中央に戻します。3~4の間で息を吸います」
「次は同様に、逆向きに5~6。この間でゆっくり息を吐きます。これを3セットくらい繰り返すと、自然と目が開いてスキッとしますよ」