緊張したときの汗に注意!
緊張した時の汗は、どっと出てにおいやすい。
緊張汗(精神性発汗)は、短時間でどっと出ます。また、ワキの下などから分泌されますが、ワキの下はエクリン腺からのほぼ水分の汗と、アポクリン腺からのタンパク質やミネラル、脂質を含む汗が出る特殊な環境で、ニオイが発生しやすいのです。
シャワーオンリーはNG
汗腺には濾過機能(ろかきのう)があり、『よい汗』とは、これがうまく働いた時の余計な成分が含まれない汗。逆に『悪い汗』は、血漿の成分が排出された汗で、ネバついて臭いがち。
汗をかく機会が少ないと、この濾過機能が鈍ってくるため、普段からよい汗がかけるように汗腺を鍛えておきましょう。
運動もいいですが、一番手っ取り早いのが入浴。夏もシャワーで済ませず、ぬるめのお湯でじんわり汗をかくまで、ぜひ入浴を!
梅雨が終わればきっと、ものすごい暑さが待っている・・・。本格的な夏がはじまる前にLet’sニオイケア!
教えてくれたのは ニベア花王 研究所犬飼桂子さん
汗のメカニズムや、汗によるニオイなど不快症状の研究に従事。「8×4」の商品開発にも携わる。