「人と人とのアナログな関わりは舞台ならでは」
舞台の利点といえば、リズムが作りやすいこと。上演時間も舞台の空調もほぼ一定ですし、深夜や極寒のロケもない。健康管理はしやすいですね。ただきっと赤堀さんと飲みに行く機会が増えるので、意外と身体に悪いかも…(笑)。
キャストやスタッフ、そして観に来てくれたお客さんも含め、人と人とのアナログな関わりは舞台ならではの大きな魅力。またそれは、舞台に挑戦すべき理由のひとつでもあると信じています。
『美しく青く』
震災から数年が経ち、それぞれの日常を取り戻そうとしていた住人たちは、繰り返される獣害に疲弊していた。青木保(向井理)らは自分たちの生活を守るため自警団を結成し…。市井の人々の日常を独特の視点で描く、赤堀雅秋流ネオ・ヒューマンドラマ。
演/向井理、田中麗奈、大倉孝二、大東駿介、横山由依、駒木根隆介、森優作、福田転球、赤堀雅秋、銀粉蝶/秋山菜津子、平田満 Bunkamuraシアターコクーンにて上演中!
向井理
1982年2月7日生まれ、神奈川県出身。2006年デビュー。ドラマ『ゲゲゲの女房』『S-最後の警官-』、舞台『「髑髏城の七人」Season風』など数多くの作品に出演。最近では、ドラマ『わたし、定時で帰ります。』、映画『ザ・ファブル』で話題を集める。公開待機作に、映画『引っ越し大名!』がある。
Photo:Emori Yasuyuki
Styling:Toyama Yukari
Hair Makeup:Shinichiro
Text:Onodera Etsuko、ar