実践!物撮りテクニック
せっかく可愛いコスメを買っても素敵に撮れたためしがない! ということで、コスメの撮り方を教えて頂きたいと思います。
―可愛いコスメ5点を撮りました! 淡い感じの色合いで揃えてみました♡
彩乃さん「蛍光灯が反射して何も見えません」
―た、確かに…。
コスメのパッケージってすごく可愛いものが多いですが、アイシャドウなどは蓋をあけたほうが中の色味が見えてより良いと思います♡
この時、中のミラーに手などが映らないように気をつけてください。
―こっちのほうが可愛い〜!
瓶っぽいタイプのケースは蓋もキラキラしていて可愛いのですが、色味が見えるように倒してみました!
全体のバランスを見ながら、配置も考えましょう。
―何の色を買ったのかわかったほうが、SNSに投稿するときにもよさそうですね。
そうなんです!
机の色が暗いので、次はコスメの下に可愛い布をひいてみましょう♡
―会社の会議室とは思えない〜〜〜!!
ここだけファンシーですね(笑)
今回はオーロラっぽい布を下にひいて、奥の方に透け感のあるドットの布をふんわり被せてみました♡
―布の2枚使いは思いつきませんでした。撮影小物はたくさんお持ちなんですか?
持ってますよ〜。
100均に結構いいのがたくさん売っていて、安くて可愛いのでよく買ってます。
―黒いパッケージのコスメもあるのに、全体的にピンク感があって可愛いです!
段々よくなってきましたね♡
ただ、ピンクの布の上にピンクのコスメを置いていると同じ色どうしボケてしまうので、グロスの下に何か挟んだ方がいいですね。
空いたスペースにも飾りがあったほうが…。
―ここは本当に築ウン十年の社屋なのか?
レースっぽいコースターを置いて、ピンクの羽根をちらしてみました♡
―確かにコースターを挟んだ方が、グロスのピンクと布のピンクがお互いつぶしあわない感じがします。
全てがピンクすぎてもモヤッとしちゃうので、アクセントに小物を置くとよいと思います。
―なるほど〜。100均なら気軽に買えますしね。
そうですね♡
これだけでも可愛いですが、電飾があるので使ってみましょうか。
―歴史を感じさせる重厚な机がこんな可愛い女子の部屋みたいに…!
写真を撮るとき、余白を埋めるように小物を散らすとバランスが良くなってまとまります。
―これはiPhoneの機能で加工するんですか?
そうですね!
こんな雰囲気にしたいなあというイメージに近づけていく感じで加工をしていきます。
―明るさはがっつり上げるんですね〜。
全体的にふんわりさせたいので、明るさを上げてコントラストを下げることが多いかなと思います。
撮った写真にもよりますが…。今回はこんな感じでどうでしょう♡
―インスタの権化〜〜〜〜!!!
電飾が可愛いですね♡
コスメが主役の写真なのですが、1枚の写真として見たときにも可愛く見えるように撮りました。
劇的ビフォーアフター
改めてこの2枚を見比べると、同じアイテムを撮ったようにはとても見えません…!
モデルエディター、恐るべし!!
個人的には、コスメと背景が同系色でぼやけてしまったとき、間にレースなど違う色のものを挟んで中和するテクニックに感動しました。