「でもさ…、こんなこと言いだしたら何とでも言えるじゃん」
―え?
「要はさ、もしかしたらアメリカに超気が合う人がいるかもしれないしさ、そりゃアラスカにもっといい人いるかもしれないしさ。それ言い出したらさ、モヤモヤ解消のために全人類全員見て回るつもりなのか、オマエ!?っていう話になってくるよね」
―ハハハハ!!!
「だから、本当にただ巡り合わせとタイミングなんじゃないのかな。自分の知り合い300人の中に今の彼氏よりもっといい人がいるかもしれない。いやいやこれから出会う500人の中にもっといるかもしれない。いやいや数億人の中には最高の相手がいるかもしれない…?って考えてったら、だったら今の彼が好きならそれでよくない?って思えてくるよね」
―たしかに…。
「ってことは、タイミングと巡り合いの部分を大事にして、今の彼が好きなら結婚してもいいんじゃない?と思う。で、違ったら別に”ごめん、これナシで(笑)”ってなってもいいと思うわけです
―ハァ~! なるほど…。
「運命の人がいるかも、いるかもって言い出したら、そりゃまあ地球人類のどこかにはいると思うんだけど、半端ない人数と会わなきゃいけないから。その億分の1の確率と、今好きな彼氏と実際に巡り合ったっていう億分の1の確率は、同じ億分の1なんで」
―おぉ~~!! すごい!!(編一同・歓声)
「これはこれでいいんじゃない?っていう考え方はあるよね」
―以前にお聞きした西野カナさんの名曲にも、その考え方がありましたねぇ。
「そうだね。でももし質問者さんが、本当に人間関係が狭くて他に選択肢がないっていう意味なんだったら、それは実際けっこうダメだと思います。この彼だけが世界のすべてで、他に何もなくて、結婚してみたら逃げ場所もないとか、他にどことも接点がないっていうのは、人生としてすごく不自由だと思うから。そういう意味合いなんだったら僕はよくないと思うんだけど」
ーはい。
「でもそういう意味じゃなくて、単に一途でこの彼とずっと付き合ってきたなら、全然いいんじゃない。結婚するにしてもしないにしても、そんなに神聖視しなくていいっていうことだよね」
・常識に縛られて結婚を神聖視しすぎず、自分の好きなように行動すべし。
♡おフェロなお悩み大募集♡
arの公式Twitterへのリプライか、ハッシュタグ#おタク男子の処方箋 をつけてツイートしてください!
メールは匿名でもOK。コチラまで!
タカハシさんがスパッと解決してくれるかも♪
NEWS!
タカハシさんのバンド=オワリカラは今年で結成10周年!
ベストアルバム発売中!!
オワリカラ10周年記念ベストアルバム
「OWARIKARA BEST OF CULT 2010-2018 〜オワリカラの世界〜」
そして3年ぶりのオリジナル・アルバム
『
発売中!!
タカハシヒョウリ
Twitter: @TakahashiHyouri
【ミュージシャン】
ロックバンド”オワリカラ”と特撮バンド”科楽特奏隊”のギター/ヴォーカル、ソロの音楽活動など。
【イラストレーター】
グロカワキャラ”小腸はみ出し夫”の生みの親など。
【執筆家】
いくつかのWEBサイトで連載など。
【ハイブリッドおタク】
バンドのフロントマンの固定概念を覆すガッチガチな情報量と批評眼/語り口、そしてポンコツさ。
愛するのはゴジラ/ウルトラマンを始めとする<特撮>全般、映画、アニメ、マンガ、お笑い、ゲーム、蕎麦など。
特技は<才能の無駄遣い>
座右の銘は<世界の創作物に愛を>