決断=ストレス
そもそも何かを決めるということは、多くの方にとってストレスで御座います。
何となく分かるんですが、何でそんなにストレスなんですか?
何かを決断するということは、当然ですが「何かを切り捨てる」ということと同じです。
Aを取るか、Bを取るかという選択の場合、AもBも大切だから悩むのです。もしBの方が圧倒的に大切なような状況であれば誰も悩みません。
そんな状況で「Aにする!」と決断をすることはBを切り捨てるということ。それは人にとってストレスなので今回のように相手に決断を委ねるんです。
なるほど…
自信のなさ
とは言え、今回の小野さんのような場合は「決断がストレスだから」というわけではないでしょう。
ん? どういうことですか?
例えば5通目のLINE
もしも小野さんが「和食にするか洋食にするか」というように真剣に悩んでいるとしたら、決断がストレスになっているということもあるでしょう。
ですがその場合は「和食と洋食のどっちがいい?」というような質問になるはずです。
そもそも小野さんがそんなに食べたいものがあると思いますか?
うーん……
もちろん多少の好みくらいはあるでしょうが、そこまで強い好みはないことでしょう。
別に「洋食を選んじゃったら、和食が食べられないなあぁ……」という風に悩んでいるわけではないということです。
じゃあ、何で?
自分の選択が相手から引かれるのが嫌なんです。
例えば小野さんが「じゃあ居酒屋チェーンにしよう!」と決断をしたとしますね。
その場合、もしも飲み会の時に……
と言い出す人がいたら、小野さんは嫌ですよね。
ですので小野さんのような方は相手に決定を委ねたいと考えるんです。
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