ふたご座(5/21〜6/21)

何かにつながらなくても、知れればオッケー。退屈な時間を過ごすよりマシだから

中途半端に世間や集団に帰属するよりも、個人の可能性をいつまでも追求していたい。自分の能力を広げて、可能な限り発達させる。たとえ、それが原因で二転三転することがあっても、自分にとっては価値観の代謝以外の何物でもなく、飽きっぽいとか、移り気とか、そういうレベルの話じゃないと信じている。

拡散していく興味は、時として複数のことを同時に手掛けることになったりする。ただ、それにより生じる不規則さも退屈を感じるよりは全然マシだし、むしろその方が頭の回転が冴え渡る。伝統や習慣をあまり重要に思えないのは、自分の頭でちゃんと理解し、納得したものじゃないからだ。

才能が開花しないまま終わるのは悲しい。君にも豊かさをもっと感じてほしい

どんなに状況や環境が変わったとしても、君の適応能力なら恐るるに足らないし、むしろ新しいことをいち早くマスターし、変化にもちゃんと順応していることだろう。ただ、一つ不安があるとすれば、着地を決めたり行き先を絞らないことで、その頭のよさもさほど目立たないものになってしまうかもしれないし、何より才能を無駄にしてしまうような気がする。

自分の手広さに「自分は一体何者で、何をしたいのか?」と自分自身の在り方を考えてしまうこともありそう。別に目立つか目立たないかなんて君にしたらどうだっていいことだと思うし、誰かが決めたゴールに興味もなければ、そこまで行かなきゃいけない意味も感じないかもしれない。しかし、孤独にならないため、もしくはその頭のよさを無駄にしないために、人との仲を深めたり、目標を達成するまで粘ったりすることも大切なのかもしれない。

つまらない話と思うかもしれないが、時が止まったこの下半期、まだまだ社会の中には、ある程度形がないと理解してもらえないことや、認めてもらえないこともある。器用さやマルチさがあまり反映されない時期とも言える。肩書で判断するような退屈な社会に染まる必要はないけれど、具体的な成果や結果から広がる可能性とか、覚悟を決めて従うことで生まれてくる感情や感動とか。続けたり、深めたりしないと味わえない達成感があるのも事実。

また、知っているのと実際にやるのとでは全然違うように、いくら想像がついたとしてもやってみないとわからないことがあるのも確か。君の素晴らしさが器用貧乏みたいな形で終わらないために、下半期はなんでもいいから形にしてみる。プロになるとか結婚するとか、そこから広がる新たなステージがきっとあるはずだから。

型にハマっても、天才は天才だと証明させて

センスや才能にかまけて練習をさぼっていたら肝心なレギュラーになれなかった…とか、なんでもある程度の努力や積み重ねがないと、持ち前の才能やセンスも無駄に終わってしまう。どこの大学を出たかで将来が左右されるようなことも、実はどこまでこの人は頑張ったのかを測る一つの形なのかもしれない。何かを形にすることで、しっかりした人だと信用してもらえたり、その形が次に進む切符になったり、良い悪いは別として、そんな側面がこの社会には多々あるのは確か。何をやっても上手にできる才能も、わかりやすい形がないと単純にバラエティの豊富な人程度で終わってしまう。

型にハマって頑張るようなことかもしれない、けれど型にハマったところで天才は天才だということを君なら示せるはず。その気になればなんだってできる、というところをわかりやすくみんなに知ってもらう時。口だけじゃない、本当に君はすごいんだということを、たまには証明しよう。

教えてくれたのは ジョニー楓先生
詩的で心に直接問いかけるような語りが心地よい人気星占い師。対面鑑定はコスメキッチンにて開催予定。詳しくはブログ「JOHNNY’S FORTUNE(ameblo.jp/ck-johnny)」で。