処女かどうか≒車の運転をしたことあるかどうか、くらいな話ですよ!!
どちらの漫画にも「処女」というキャラクターが出てきますね。お互いどんなキャラクターなのでしょうか?
しょう子(庄司しょう子)が生まれたのは、20代半ばまでずっと恋愛経験がない状況の友人がいたのがきっかけです。
その子は周りと比べて恋愛経験がなく、処女である自分に悩んでおり、それが自己肯定感を下げることにつながっていました。
誰もが26歳・処女の悩みを抱えているわけではないと思いますが、恋愛でも仕事でも、周りの人はうまくいっているのにどうして…と周囲と比較し、自己肯定感が低くなってしまうことはあると思います。
しょう子の”処女”という悩みを通して、少しでもみなさんの心に共感できればと思って書きました!
素敵な恋をしたいと思っているしょう子ちゃんと違って、梅ちゃん(高杉梅)は生まれてからずっと恋愛感情を抱いたことがないタイプ。
©いつまちゃん/集英社
BLとか、男性どおしの恋愛で妄想するのが好きだけど自身の恋愛願望は全くなくて、ずっと一人で生きていけたらいいのに、でも周りはうるさいし…と感じているいわゆるアセクシャルの女の子。
ひとりで生きていくには、老後のお金とか必要だしな~って思っているタイプです。
同じ「処女」というキャラクターでも全く違いますね!
しょう子の「処女」は、「〇〇歳なのに…」という気持ちから、自分に自信をなくしてしまっています。
物語の中にも川に向かって、「わたしの処女をもらってください~~~!」と叫ぶシーンがありますが、こういう風に「処女な自分が嫌だ!」と思う人は、どういう気持ちを持てばいいのでしょうか?
そもそも処女をコンプレックスに思う必要はまったくありません!
車の運転をしたことがあるかないかくらいの人生経験の一つだと思っています。
例えば、車の免許だって、親にポンとお金を渡されて「あんた合宿でも行って免許とってきなよ」って言われる人もいれば、免許を取るために一生懸命アルバイトをして、お金を貯めてようやく免許をとれた人もいますよね。
偶然そういうタイミングがあったかどうか、だったと思います。どっちがいいとかいう話じゃないですね!
わー!すごくわかりやすいです!
スカイダイビングだってそうですよ。
スカイダイビングをしたことある人は、したことがない人を絶対バカにしたりしませんよね?
でも妙齢で処女っていうと「え?」となるのは、ただ経験している人が多いだけの話。
世の中の9割がスカイダイビングをしている世界だったら、絶対未経験の私もバカにされています!!
だからもっと自信を持ってください!
すごく説得力がありますね。
ただ、早く脱処女したいなら、グッとアプローチをすることも重要。
中高でモテていた女の子って、何もしていないようで、思わせぶりな態度をとって自分からぐいぐいいってる子もたくさんいるんです。
奥手な女の子も、チャンスが巡ってきやすいように積極的に動いた方がいいとは思いました!
そうですね。少しずつアクションをかけるのは大事だと思います。ただ、いざチャンスが巡ってきた時に、勇気が出ないという人も多いイメージはありますが、そういう時はどうするのがいいんですかね?
まあチャンスが巡ってきてもお互い裸になってあんなこととかこんなことをするとんでもない行為ですからね…。勇気はいる!
だからこそ、相手はちゃんと選んだ方がいい。
「ドブに捨てる」とか「誰でもいいから」なんて思っちゃ絶対ダメ!
性格の悪い人じゃなければ、自分が好意を持っている女の子が勇気を出して処女であることを打ち明けてくれたってことに喜びを感じると思いますし、優しくしてくれると思います。
思いやりのある相手かどうかっていうのはとっても大事ですよね。
逆にそこでジャッジできるかとも思いますし、怖いことを伝えながらいけばいいと思います。
普通の良心をもった人間だったら、「この年齢で処女だけど、あなたが相手だから勇気が持てたんです。いやじゃなければ私の初めてをもらってもらえませんか?」って言えばだいたいの人は力になってくれるんじゃないかな。
もし事情があって断られても、いい人なら絶対邪見にはしませんよ。
それ可愛い!いいですね!深刻な言い方だと逆効果かもしれないので、これくらいのテンションがいいのかもしれないです。