ー先週のナルシスト論調とうってかわって、慎重ですね(笑)。
「世間的な価値観だと、ポジティブこそが正義!みたいな空気がありますけど、そんなことないと思うんです。その人の精神的な強度にもよるけど、ネガティブな部分があったほうがダメなとこ気づいて成長できる人も絶対多いと思うし、自信がないからってダメだとも思わないな、根本的な話になっちゃうけど(笑)」
ーたしかに。自分に自信がありません、っていうことに悩む必要はないのかもしれませんね。
「そう。チームとか組織にも”最高最高!”って言ってるポジティブ人間ばっかりじゃ絶対ダメじゃん。自信がない人が1人いることも大事だと思うけどね」
ーそうですねぇ。タカハシさんは自分に自信があるほうですか?
「…あるほうだろうねぇ。しかもその自信に別に何の根拠もないですからね。だって、言うたら社会的には僕、バンドで売れてるわけでもないし、成功してるほうには入らないなのに、この連載でこんな人生相談にのってるっていうのは、どう考えても自信ある人のすることだよね(笑)。言い逃れできないよ! たとえばどっかの大企業でコンサルやってる人とかが人生を語ってるんだったら分かるけど、僕みたいな今まさにトライの最中の変な人が斜め上からなんか言ってる、って普通に考えたらおかしいよ! 絶対自信あるな!」
ー(笑)。斜め上、がこの連載のウリですからね〜。
・スランプから脱するには、ハードルを一段階下げて勝ち癖をつけよう。
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タカハシヒョウリ
(c)勝永裕介
【ミュージシャン】
ロックバンド”オワリカラ”と特撮バンド”科楽特奏隊”のギター/ヴォーカル、ソロの音楽活動など。
【イラストレーター】
グロカワキャラ”小腸はみ出し夫”の生みの親など。
【執筆家】
いくつかのWEBサイトで連載など。
【ハイブリッドおタク】
バンドのフロントマンの固定概念を覆すガッチガチな情報量と批評眼/語り口、そしてポンコツさ。
愛するのははゴジラ/ウルトラマンを始めとする<特撮>全般、映画、アニメ、マンガ、お笑い、ゲーム、蕎麦など。
特技は<才能の無駄遣い>
座右の銘は<世界の創作物に愛を>