おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑音楽家時のタカハシさん (c)勝永裕介
↑特撮おタク時のタカハシさん
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今回は、現代の”バズる”現象を考察します。
ツイッターの人気者、タカハシさんに質問です。
美容が好きなのでツイッターで自分なりに発信していたら、少しずつフォロワーが増えてきました。それは嬉しいんですが、たまに見知らぬ人から失礼なリプライや「ブス」とか言われたりもして、うんざりしています。タカハシさんはツイッターで何か嫌なことはありましたか?(ミーさん・22歳)
「直接的に嫌なことはあんまりないけど、えっ? こんなに理解されないの!?ってなることは結構あるよ。140字すら読まないのかよ…っていうね」
ーへぇ〜! たとえば?
「たとえば昔、ウルトラマンに関することをつぶやいた時があったんですよ。もし『シン・ゴジラ』の庵野監督が、すごいリアルなウルトラマンを撮ったらどうなるか?っていうのを考えてて」
ーはい。
「日本に怪獣が襲ってくるのにも理由があって、ウルトラマンに変身する人も国の機関みたいなところが管理してて…みたいな感じで、で最後に”これエヴァンゲリオンじゃん!”ってツイートしたの」
ーそしたら?
「”それ、エヴァンゲリオンなんですけど!”っていうツッコミがめっちゃ来た」
ーハハハハ!!!
「いやいや最後まで読んでよ!っていう(笑)。一番最後に書いてあるだろ、オチまで読んでよ!って」
ースゴい現代っぽい話ですね〜(笑)。
「だから、SNSはそのくらいのノリでみんなやってるんだなっていうのは分かった。全部読まないし、30字くらい読んですぐ直感でリプライしたりもするんですよ。だから何言われても気にすることはないわけだし、もっと分かりやすく書かなきゃダメだなとも思った(笑)」
ー面白い。ちゃんと読まない人って意外と多いんですね…。
「たくさん流れてくるから、一つ一つはみんな読まないねぇ。だからミーさんが何か言われたとしても、たいして考えもせずパッと見ただけの人が大半なんだから、全く気にしなくてOK! 仮にガチで読んで批判してくる人がいたら、それはそれですごいことだしね」
ーそうですね。
「ツイッターだけじゃなくてAmazonのレビューとかでも、めちゃくちゃな理由で星1つつけてる人とかもいるじゃないですか。”間違って頼んじゃいました星1“みたいな。え〜〜!?っていう。匿名なんてそんなもんなんだよ、みんな脳直ってこと」