美容師業界の多様性を憂う
―男性陣はどうでした？
「美容師さんたちは、みんなイケメンでしたねー。なんで美容師ってオシャレでイケメンな人がなるんだろう」
―顔面偏差値、かなり高かったですね～。
「でも思うんですけど、世の中の人の大部分ってそんなにイケメンじゃないわけで、美容室に来るお客さんだってイケメンじゃない人もいるでしょう。それをさ、イケメン基準で判断されても困るっていう部分、ない？」
―えぇッ!?
「いや、その美容師さん自身はたとえば松潤みたいな髪型したって似合うかもしれないけど、それを普通に中肉中背にあてはめられても困るよ！っていう意見あると思うんだよな。もうちょっとイケメンじゃない、平均的なルックスのカリスマ美容師もいてもいいと思うんだけど」
―たしかに(笑)。まぁ、特に新年会に来てくださった美容師さんたちってカリスマの中でもトップカリスマだから、かなり洗練された方が多かったのかもしれません。
「なるほど。でもそういうトップ美容室こそ、あらゆるタイプの美容師さんを揃えたほうが理にかなってない？
だってぽっちゃりしてる人とかが切りに行ったら、同じうような体形の美容師さんが担当したほうがいろいろ気持がわかるじゃん。美容師業界もう少しバリエーション考えたほうがいいんじゃない？ってのは思いましたね」
―謎に美容師業界を憂いていたんですね…。
