ハーブティーの選び方は?オリジナルのカスタマイズティーもおすすめ
「ハーブの種類は200種類以上ありますが、色や香り、薬効、目的…選び方はさまざま。美容効果を求めるのであれば、まずは具体的な目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
体のむくみや肌のくすみを解消したい、睡眠の質を上げたい、生理痛を和らげたい…効能は本当に細かいので、自分に何が一番必要か考えてみてくださいね。ご自身で色々と調べてみたり、専門店のスタッフにお話を聞いたり、相性の良いものを見つけられるのが一番。
一方、薬効だけで選んでしまうと、味が苦手だったり、飲みづらくて続かないことも。
そういった場合には、そのハーブに自身が飲みやすいハーブをブレンドしてあげると良いですよ。これがいわゆるブレンドティー。
①ベースの味を一つ選ぶ。(初心者の方は、飲みやすいルイボス、カモミールやぺパーミン、ハイビスカスなどがおすすめ。)
②軸になる味を決めたら、そこに5種類ほど足していく。(慣れてきたら徐々に増やしていってもOK)
それでも飲みづらい…という方は、ステビアというハーブをプラスしてみて。甘みが感じられるので、砂糖代わりになります。
たったこれだけの方法でブレンドティーが完成し、すごく飲みやすくなります。同じ効能同士のハーブを選ぶと、相乗効果になってとても良いですよ。オリジナルのカスタマイズティーは愛着が湧きますね。」(狩野さん)
初心者さんが飲みやすいハーブティー10選
ハーブティーの効果を知ったところで、さっそく初心者さんでも飲やすいハーブティーをご紹介します。
フルーティー&甘みのある香りで続けやすいものをピックアップしました♡
エルダーフラワー
花から実まで利用できるので、『万能の薬箱』と呼ばれているハーブ。マスカットのような香りで、風味も豊か。腎臓の働きを強化し、毒素の排出をしてくれる。抗炎症作用もあり、むくみ解消にもおすすめ。
カモマイルジャーマン
高い鎮静作用があり、ストレスによる疲れや緊張をほぐす。美白効果も期待できる。りんごに似た甘酸っぱいハーブ。紅茶にブレンドするのも◎。妊娠中の方は控えた方がベター。
レモングラス
胃腸の調子を整えたり、消化を促す作用がある。レモンに似た清々しい香りで気分もリフレッシュ。
タイ料理の「トムヤンクン」にも使われている。
私の温茶習慣ハーブティー シトラス×ジンジャー(ブレンド)
オレンジやレモンの香りが爽やかに広がるジンジャーティー。冷えが気になる方におすすめ。
レモンマートル
リラックス効果大。ストレス緩和に最適。レモンよりレモンの香りがするとか。ハーブティーだけでなく、エッセンシャルオイルなどの原料にも使われている。
ハニーブッシュ
血糖値を下げる作用がある。ビタミンCやカリウムなど女性に嬉しい成分が豊富。アイチエイジング効果にも◎。南アフリカのお茶で、甘いハチミツの香りが特徴。
ペパーミント
リフレッシュしたいときや、鼻詰まりに効果的。お菓子などでもお馴染みのミントの香り。すっきりとした味わいで、食後におすすめ。
ルイボス
ミネラルが豊富。新陳代謝UP。リラックス効果も期待できる。まろやかで爽やかな味わいで、季節の変わり目や気分転換にもおすすめ。
黒豆
むくみや冷え解消に。イソフラボンを多く含むため、ホルモンバランスを整えるのにも適している。香ばしくて飲みやすい味。
「毎日飲みたいハーブティー」ローズヒップ(ブレンド)
初めてハーブティーを飲む方におすすめの定番ブレンド。甘酸っぱさがクセになる。