生理痛が重たい日の具体的な過ごし方

冬眠する動物がいるように、生物にとって寒い時はどうしたって活発に動くのは難しいもの。無理をせずに、つらい時は休むのが先決です。冬は特に自分を労って、優しくしてあげて!

▼痛み止めは我慢せず服用して

腎機能の低下や胃が荒れるなどの理由から「痛み止めはなるべく飲まない方がいい」と言う意見もたまに耳にするけれど、痛みを我慢してメンタルがしんどくなる方がNG。2〜3日朝昼晩で飲むくらいなら問題なし! 痛み止めで胃痛が発生する人は胃薬と一緒に服用を。
ただし、3日以上痛み止めが必要になる場合は子宮内膜症など婦人科系の病気や性病の疑いが。自分なりの対処をしても良くならないようであれば一度婦人科を受診しましょう。

▼在宅ワークの人は1時間以上同じ姿勢は避ける!

パソコン仕事の人はずっと同じ姿勢で巡りが悪くならないように気をつけて。厚生労働省が推奨してるように、45分作業をしたら10〜15分ほどの小休止をとりましょう。1小休止の間に全身を循環させたいので、一度立ち上がるのがおすすめ。生理中に激しい運動をする必要はないけれど、部屋の中で構わないので少し歩き回って、他のことをする時間を作ってみて。

▼食事は具なしのスープで胃に負担なく栄養補給

生理で寒い時に冷たいものを食べるのは言語道断だけど、特に温かいスープや味噌汁なら吸収しやすく、内臓から温まるのでgood。鍋の要領でいろいろな食材を入れて煮込めば、栄養素が溶け出して栄養価も十分。胃に負担がなく内臓も休められるので、体力を温存できるはず。

また、利尿作用によって身体を冷やすと言われているカフェインは交感神経を刺激するため、自律神経のバランスが崩れて血行が悪くなり、さらに冷えが悪化する可能性も。生理痛が重いなら少し控えてみて。

▼血流アップできるのでお風呂は入ってもOK

子宮内に雑菌が入るリスクを恐れて、お風呂に入らず、シャワーで済ます人も多いけど、月経血で湯船が汚れることが気にならないなら、入った方が全身の巡りがよくなるのでおすすめ。ただし、長時間入ると脳貧血で立ちくらみを起こす人も。自分の体調と相談しながら無理のない範囲で取り入れて。

▼眠たかったら、たっぷり眠る!

生理の時って眠たいですよね。あれだけ出血していたらそれもそのはず。睡眠が足りないと体温コントロールも上手にできなくなるので、たくさん寝るのは身体を冷やさないためにも必要なこと。眠たい時に無理せずに眠って大丈夫なように、仕事のスケジュールを調整できるようにしましょう。