想の前でわざとリュックを開けていた理由は、大学時代にあった

大学生の時、春尾に「バック、開いてたから」と呼び止めてもらった奈々。

ほかの学生たちとうまくコミュニケーションを取れずにいた奈々は、この何気ないことがすごくうれしかったのだと思います。

だから、想の前でわざとリュックを開けっぱなしにしたのも、ただのあざと行動ではない。彼女にとっては、コミュニケーションのひとつだったのかもしれません。好きな人に名前を呼ばれたくて、わざと聞こえないふりをする女の子のように。

春尾が湊斗に「ヘラヘラしている聴者のみなさんは」と厳しい発言をしたワケ

第1話で、湊斗(鈴鹿央士)は手話教室の講師をしている春尾に「人が良さそうですもんね」と言いました。それに対して、「そういう刷り込みがあるんですよ。偏見っていうか。絶対にいい人なんだろうなと思い込むんですよ。ヘラヘラしてる聴者のみなさんは」と冷たく返した春尾。

きっと、湊斗も何気なく言っただけだったはず。それどころか、相手を褒めたつもりだったと思うんです。だから、“何か”があるんだろうなとは思っていたけれど、まさか過去に奈々から言われた言葉だったとは…。

春尾は、その言葉がずっと胸に刺さっていた。ずっと、忘れないまま生きてきた。奈々と再会したことで、その傷が取り除けるといいな。奈々も、また聴者もろう者も“同じ”なんだと思える日が来るといいな…と願っています。

また、想にも“いたいからいるんだよ”という紬の思いが、届けばいいなぁ。ボランティアでも、同情でもない。ただ好きだから、いたいだけだって。

第9話では、想の母・律子(篠原涼子)の伏線が回収できそうな予感!?

次週放送の第9話では、想の家族パートが描かれます。律子(篠原涼子)が、「ご親族に難聴の方って? 遺伝性の病気の可能性もあるので」と医師に聞かれた時、必死に否定していたのは、“遺伝”に対する恐怖があったからなのか(娘や息子の子どもにまで遺伝してしまったら、どうしよう…という)、それともDNAを調べられたらいけない理由があるのか。一筋縄ではいかなそうな終盤戦でも、泣かされることになりそうです…(予告から泣きました)。

ミチ、もっちり太ももが可愛すぎ♡ミニ丈×靴下コーデを披露!デート前の垢抜けテクも