「何年でここまで貯めたの?」貯金してる20代女子のリアルなお金事情
同世代がどのくらい貯金をしてるか…めちゃくちゃ気になるけど絶対聞けない! 「全然してなくてヤバいよ!」とか言って100万くらいはキープしてたり、会うたび「お金ほしい〜!」と言い合う金欠仲間が実はコツコツつみたてNISAをしていたり…。そこで、普段なかなか聞けないリアルなお金事情を“貯められる側の女子”に直撃。
貯め体質になれた25歳女子のリアルな貯金ライフをのぞき見♡
今回話を聞いたのは、社会人4年目のTさん(25歳)。
Tさんは、おおざっぱでせっかちな性格とのこと。
しかも社会人1年目は衝動買いしまくる金遣いの荒いタイプだったとか!そんなTさんがどうやって“貯め体質”になれたのか気になる〜!
1.Tさんが貯め体質になるまでヒストリー
2.手取り約30万円のTさんの毎月の支出をチェック
3.貯めるために、具体的にやったことって?
4.支出の見直しで節約した部分はどこ?
5.Tさんが貯金をする目的は?「モノに固執しない生き方ができるようになりたい!」
Tさんが貯め体質になるまでヒストリー
▼大学時代
大学のときから金遣いの荒い娘と察していた母から「今の貯金はいくらなの?これくらいの額は絶対に貯めておかないとダメよ」と言われていたので、バイト代をコツコツ入金して多少の貯金あり。
▼社会人1年目
仕事のストレスで爆発的に浪費&お金の知識はゼロ。クレジットカードやデビットカードの違いや使い方、支出管理の方法も未知の世界。貯金を切り崩す一歩手前で「それはさすがにダメだ」と心を入れ替える。
▼社会人2年目
今の自分にできる方法でコツコツ貯めていこうと改心して貯金生活をスタート。お給料が入ったらとりあえず月1〜2万を貯金にまわす習慣をつけていたが、月の支出は把握していなかった。
▼社会人3年目
毎月3万の貯金が安定。後半から目標ノートと支出管理アプリを導入し、本格的にお金の管理をスタート。毎月のお金をどうやりくりするか考えて、年間の目標貯金額をノートに書くように。
▼社会人4年目
月の貯金を6万に増額。投資に興味が出てきたので、貯金口座と投資用口座をわけて毎月それぞれ3万ずつ、計6万を貯金にまわすように。まだ始めてないけど、投資はつみたてNISAを検討中。
手取り約30万円のTさんの毎月の支出をチェック
そんなTさんの貯金総額は7桁台をキープ。数ヶ月働かなくても大丈夫な資金と、国内外合わせて4回くらいは旅行に行けるだけの金額は達成!ちなみに今年の目標貯金額は100万円。
目標まで達したら、はみ出た分で旅行に行くなど、好きに使っていいというルールにしているそう。「自分のライフスタイルに合った方法でコツコツとやってます。将来的に何が起こるかも、人生がどう転ぶかもわからないので、どんな選択をしても後悔しないように無理のない範囲で続けたい!」とのこと。
貯めるために、具体的にやったことって?
「おおざっぱなので支出管理や見直しもだいたいなんですけど…」というTさんが貯めるために具体的にやったことを聞いてみました。
- まず貯金の仕方を母に聞いて実践。貯金している友人にも話をヒアリング
- いずれ投資するために本を1冊読んで、投資の種類について把握
- 支払い用のカードと連携できるアプリ「zaim」で家計簿をつけて、毎月の支出を把握
- 支出管理のために、普段の支払いは明細が確認しやすいデビットカードとPASMO。クレジットカードは旅行や楽天で大きな買い物をするとき専用
- 年始に収入の振り分けと支出の見積もりを立て、今の貯金額と来年いくら貯めるか目標設定
- 数ヶ月に一回、月の支出を項目別にノートに書き出して、削れる部分がないか見直す
- 毎月、お給料が入ったら貯金口座と投資用貯金口座に3万円ずつ振りわける
- 年に2回のボーナスは4分の3を貯金へ
支出の見直しで節約した部分はどこ?
以下3つは「ジェイソン流節約術」と同じことを実践していたTさん。
・無駄な飲み会に行かなくなった
・休日のお出かけはなるべく歩く
そのほかにも、削れる部分を自分で工夫♪
☑デパコス大好き勢からピンポイント使いに移行
もともとデパコスが大好きであれもこれもと買っていたけど、結局コスメは消耗品。リピ買いしたいと思える譲れないアイテムだけ厳選してデパコスで購入。ほかのアイテムは基本的にプチプラを愛用。
☑自炊するからといってスーパーでよくわからない調味料を買うのをやめた!
美味しそうなドレッシング、焼肉のたれ、めんつゆなど、便利な調味料は自炊する日と忙しくてできない日の期間が長いときも多く、余らせてしまうので封印。塩、オリーブオイル、バルサミコ、醤油など、シンプルな基本の調味料のみに厳選。
☑パーソナルカラー&骨格&顔タイプ診断をしてから似合わないものにお金を使わなくなった!
コンプレックスが多かったので、自分に似合うもの=武器がほしくて診断を受けた結果、モノを選ぶときの明確な基準ができて買い物の失敗が激減。
衝動買いをしまくっていた洋服好きのTさんが気をつけていること
- 1つ買ったら1つ手放す
- ワンシーズン着なかった服はリサイクルショップへ
- 服は毎シーズン断捨離して整理
- セールになってるからという理由で服を買わない
- 実用性や機能性よりも「自分がウキウキできるか」を重視