ar7月号の#推し活では、梶 裕貴さんにフォーカス♡『進撃の巨人』や『アオハライド』など、数々の人気作で主演を務める声優の梶 裕貴さん。
梶 裕貴の甘い目線にドキドキ…。『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』の推しガールは?
キャラクターに命を吹き込むいくつもの声色や、迫真の演技は見る人を魅了します♥ ストイックな姿勢から見出された日々の考え方とは?
1985年9月3日生まれ、東京都出身。2004年、声優デビュー。代表作に『進撃の巨人』『機界戦隊ゼンカイジャー』『アオハライド』などがある。本年、劇場版アニメ『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』、日本語吹替版『キングスマン:ファースト・エージェント』が公開を控える。朗読などを取り入れた自身のYouTubeが好評配信中!
主人公役から一転、複雑なキャラクターで役作りに必死でした
以前は、様々な出来事を通して悩み・葛藤し、成長していくような主人公役を担当させていただくことが多かったのですが、
『七つの大罪』で演じたメリオダスは、物語の冒頭から"最強"として描かれているキャラクター。
飄々としているかと思えばシリアスな面も兼ね備えている複雑な役で、
7年前にアフレコがスタートした当初は、毎週役作りに必死でしたね。
でも、その感覚がとても新鮮で刺激的だったことを覚えています。
今回の劇場版は、最高神やダリア、ダブスが登場するなど、
長年秘密にされていた伏線が見事に回収される形のストーリーとなっています。
鈴木 央先生描き下ろしのシナリオなので、
原作ファンのみなさんにとっても見応えは十分かと。
メリオダスと王女・エリザベスとの愛の物語や、
弟・ゼルドリスとの因縁の関係性など、
キャラクターたちが迎えた幸せな結末の"その先"を存分に楽しんでいただける内容になっていると思います。
役者としても、とても演じがいのある作品でした。
僕にとって原動力となる感情は〈怒〉ですかね。
声優としての仕事で、怒りや憤りを叫ぶキャラクターを演じさせていただく機会が多いのは、そのせいなのかもしれません(笑)。
理不尽な圧力に自分の中の正義や守るべきルールが破られる瞬間があると、
憤りの感情を強く感じるんです。
なので理解や納得できないようなことがあれば、
溜め込む前に、きちんとまっすぐ伝えるようにしていますね。
生活する中で見聞きするもの、出会う人や事象によって、
自分という人間は絶えず変化しているなと感じます。
たとえ過去と同じ景色を見ていると思う瞬間があったとしても、
それは似ているようで決して同じ場所ではないはず。
ひとつひとつの選択に、その時の自分が持てるすべての力で向き合い、答えを出してきたつもりです。
なので、その選択に後悔だけはしたくありません。
得るものがあれば失うものも必ずあるという中で、
自分を"擁護"するのではなく、"肯定"できる人間でありたいです。
累計3700万部突破の大ヒットコミックが、原作者・鈴木央描き下ろしで最後の映画化。最凶最悪の騎士団“七つの大罪”の団長・〈憤怒の罪〉メリオダスは、王女・エリザベスと旅をしている道中に弟のゼルドリスと偶然再会する。すると、森で地鳴りのような不気味な音が響き始め、平和だった世界に再び危機が訪れる…。
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※2021/7/12締切
※当選者の発表は本人へのDM発送をもってかえさせていただきます。
声色を巧みに操る声優界のONLY ONE!梶さんの今後に注目です。
Photo:Otsuru En(SHOWAKICHI ¥50)
Hair Makeup:Nakayama Megumi
Styling:SUGI (FINEST)
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