低気圧のときになりやすい疾患は大きく分けて4つ

1.頭痛

…副交感神経のはたらきで脳の血管が膨張します。血管が膨張しすぎたとき、通常は交感神経がはたらいてそれを止めようとするのですが、コントロールがうまくいかないと膨張しっぱなしになってしまい、血管が周りの神経を刺激して痛みを感じます。


2.だるさ・倦怠感・眠気

…副交感神経はからだを休める方向に働くので脱力感や眠気、だるいなどの症状が出てきます。
自律神経のバランスが取れていない人は副交感神経が働きすぎてしまい、このような症状が出やすいことも。


3.むくみ(むくみに伴う頭痛)

…副交感神経が優位な状態では汗をかきにくくなり、体の中に余分な水分が溜まってむくみやすくなります。血管内の水分も外に出にくくなってしまうので、血管が水風船のようにふくらんでしまい周りの神経を刺激することで頭痛が起きてしまう場合も。


4.めまい・吐き気

…私たちの姿勢や立つ時のバランスを保ってくれているのが耳の中にある「内耳」という部分です。内耳の中はリンパ液で入っているんですが、副交感神経が働きすぎるとこのリンパ液の代謝も悪くなりむくんでしまいます。そうすることでバランス感覚が保てなくなり、めまいやふらつき、それにともなう吐き気などが起きてしまいます。

UnsplashのIvan Aleksicが撮影した写真

このように自律神経のコントロールが効かないことでさまざまな症状が..!!
ここに挙げたもの以外にもさまざまな症状があるかと思いますが、元を辿れば自律神経の乱れが原因!ここからは皆さんが少しでも低気圧に打ち勝てるように、対策をお伝えしていきたいと思います。