デリケートゾーンの黒ずみは普通のこと
デリケートゾーンが黒ずむ原因は、メラニンの増加を促す性ホルモンの作用によるものです。
メラニン色素は代謝によって排泄されますが、加齢によって代謝が低下するとメラニン色素が沈着しやすくなるので、デリケートゾーンのトーンが暗くなることは平均的なことです。
デリケートゾーンが黒ずんでしまうことは正常であるため、不安にならなくて大丈夫です。
出典:https://www.s-b-c.net/gynecology_column/kurozumi/533.html
刺激や摩擦による黒ずみは対策できる
性ホルモンが原因でない黒ずみは、摩擦などの刺激によって起こります。
下着やナプキン、トイレットペーパーなどから日常的に摩擦を受けることで、肌を守ろうとメラニン色素が分泌し、黒ずみにつながります。
デリケートゾーンは皮膚が薄く、他の部位に比べ黒ずみやすいため、刺激や摩擦への注意が大切です。
デリケートゾーンの黒ずみ対策
黒ずみの原因になるメラニン色素を増やさないためには肌の摩擦、紫外線、ホルモンバランスなどを意識し、対策することが効果的です。
圧迫感のあるキツイ下着を履かない
締め付けのきつい下着を着用することで摩擦が起こり、メラニン色素の沈着を起こす要因となるので、デリケートゾーンが下着とこすれないようにゆったり感のある下着を選びましょう。
また、血流が悪くなることで肌のターンオーバーを阻害され、黒ずみにつながるため注意しましょう。
参照:https://www.clinicfor.life/articles/beauty-120/
デリケートゾーンはやさしく洗う
汚れをきちんと落とすことはもちろん大切ですが、デリケートゾーンの皮膚はほかの部位に比べ薄く、繊細な部位なので、硬いものでゴシゴシ擦ると黒ずみを悪化させてしまいます。また、一般的なボディソープはアルカリ性で刺激が強いので、殺菌成分と保湿成分の両方を含んでいるデリケートゾーン専用の石鹸やソープを使用するのがおすすめです。
ムダ毛処理に注意
自己処理の場合は、出来るだけ肌に負担の少ない方法を選択してください。カミソリや毛抜きなどのムダ毛処理は、皮膚の表面まで剃ってしまい、ダメージを受けた皮膚は、防衛反応としてメラニンを生成し、黒ずみを起こしてしまいます。肌への刺激を軽減するためにもVIO脱毛やVIO専用のシェーバーなどを選んで処理するのがおすすめです。
参照:https://panasonic.jp/body/contents/vio-trimmer.html
保湿クリームを使う
意外と忘れがちなデリケートゾーンの保湿。黒ずみ解消成分がある「トラネキサム酸」や「アルブチン」を含んでいるクリームを選ぶのがおすすめです。保湿成分には、乾燥により乱れたターンオーバーを整える作用があり、健やかな肌を維持してくれます。
ターンオーバーを促進する栄養を補給
健やかな状態の肌を保つターンオーバーが円滑に行われるには食生活も関係してきます。ターンオーバーに必要な栄養素は主に5つあります。
①タンパク質…(例)肉、魚、卵、大豆製品、乳製品
②オメガ3系脂肪酸…(例)アマニオイル、エゴマ油、イワシやサンマなどの青魚
③ビタミンB群…(例)レバー、うなぎ、豚肉、納豆、牛乳、卵、大豆製品など
④ビタミンA…(例)レバー、うなぎ、卵、ほうれん草やにんじんなどの緑黄色野菜
⑤ビタミンC…(例)いちごやキウイなどのフルーツ、野菜など
⑥ビタミンE…(例)ごま、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボカド、筋子、アンコウの肝など
これらの食材を日常的に摂取するのは少しハードルが高く感じる方も多いですよね。例えば野菜が苦手な方は、フルーツと一緒にスムージーにしておいしく摂取するのもいいかもしれませんね。
まとめ
デリケートゾーンの悩みは、仲のいい友人や家族にも相談しづらいですよね。デリケートゾーンの黒ずみには個人差がありますが、生活習慣が原因で黒ずんでいる場合もあるので、ご紹介した対策法を生活に取り入れ、黒ずみを軽減させる第一歩へとつなげましょう。
テキスト/sana