Amazon Prime Videoにて配信されている婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』。日本中が注目するなか、10月30日(金)配信回にて、ついにその物語は幕を閉じました。

前代未聞、衝撃のエンディングを迎えた本作。arwebでは、初代バチェロレッテ・福田萌子さんに最終回配信直後にインタビューを実施!番組を振り返りながら、撮影当時の心境や今思うことについて、じっくりお話を伺いました。

(※この先番組のネタバレを含みます)

「女性が主人公の番組で、今までの価値観を変えたかった」

ーーー番組に参加することが決まった時、怖さや不安はありませんでしたか?

不安はもちろんありました。リアリティーショーというものを見たことがなかったので、多くの人の前で自分の恋愛やプライベートな部分を出すということが、その後の影響などを考えると不安でした。

ーーーそれでも参加を決めたのはなぜですか?

大きな要素としては、私という人間を通して多様性を学ぶ場になるんじゃないかと思ったから。

男女問わずに自分の意見を言うことってすごく大切。私は自分の意見をはっきり言うので、女性が主人公の番組で、同じ女性の皆にそういう姿が少しでも刺激になって、“女性は男性の後ろを歩くべき”という今までの価値観をインプルーブ(改良、改善)するものになれたらいいなと思っていました。

それと、参加前にずっとお付き合いしていた人とお別れしてしまって。私はその当時、全力で愛していたし、“真実の愛”を見つけたと思えた相手だった。でもその愛を失ってしまったんです。そんなタイミングでの今回のお話だった。

たぶん失恋しただけでは参加しなかったですし、恋人がいなくて“女性をチアアップしたい”という気持ちだけでも参加しなかった。本当に色んなタイミングが重なってのことでした。

ーーーその美しさや番組での姿勢から“萌子様推し”も多く、女性の憧れ的存在である萌子さんですが、これまでの人生で挫折をしたことはあるのでしょうか?

挫折……挫折はしてないから、今生きてるんじゃない?(笑)

もちろん、みんな同じように辛いことってたくさんありますよね。だけどそこで折れずに乗り越えてるから今ここにいます。

大きなことでいえば以前、生死をさまようくらいの交通事故に遭ったんです。だけどその時も「この経験があるからこそ、また運動ができるほど回復した時に、同じような経験をした人の気持ちに寄り添える」と考えていました。

どんな辛い状況の真っ只中にいても「この経験が次の自分をつくる、私はもっと強くなるんだ」って思ってる。いつだって今日の自分より、明日の自分のほうが経験値が多いから。